今熊神社 紹介
今熊神社

祭神 建速須佐之男命 月夜見之命
今熊山(よばわり山) 八王子市上川町

今熊山は505.7mで秋川丘陵自然公園に含まれている。この山頂に今熊神社があるが、この神社の創立は不明である。後貞治3年(1365年)熊野権現をまつり社殿を造営したと伝えられている。

その昔、第27代安閑天皇の妃が浪花路の旅で行方不明になった。天皇が悩んでいると夢のなかに神が現れ「武蔵野国の今熊山に詣でれば妃の居所がわかる」と告げた。喜んだ天皇は同士を訪れ、童子に鐘鼓をならしながら妃の名を大声で呼ばせると、托宣があり、妃が見つかったという伝説から”呼ばわり山”として有名である。

武州今熊太鼓は今熊神社より太鼓保存会として昭和54年に御認可いただけ、平成元年4月に地元郷土芸能として認められました。